ショップスタッフの募集方法としては、一般的に以下のような方法があります。 有料の掲載料金を払って求人専門誌やチラシ広告に掲載してもらう方法から、無料でおこなう方法までいくつか紹介してみますので、参考にしてみてください。
まず公共の機関としては、あなたも知っている ハロー・ワーク(職業安定局) があります。地域によってはパート・バンクと呼ばれるパート求人専門の部門を設けて対応している所もあります。
利用方法は、あなたの雑貨ショップの地域を管轄する最寄りのハロー・ワークへ出向いて、備えられた所定の用紙に希望する、就業時間、曜日、年齢、時給などの諸条件を記入して提出すれば、閲覧コーナーに開示されます。
( ※ 男女雇用均等法によって、男女の指定希望は出来ません )
掲載された雇用内容をみて、就労希望者があらわれたらその都度、窓口の係員が面談の上で連絡をしてくれますから、相手の都合を聞いたうえで、面接の日取りと時間を決定します。
( ※ 閲覧情報だけを見て、本人が直接連絡してくる場合もあります )
ハローワークからの紹介状を持ってきた希望者の人と実際に会って面談し、後日、採用結果がどうなったかを預かった紹介状の返信はがきに記入してハローワークに送ります。
採用しなかった場合は 『 なぜ、不採用にしたのか?』 その理由をキチンと書き添えて報告することが一応義務づけられています。
公共サービスの一環なので無料で利用できますから、その点はとても便利です。
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次の方法は、新聞の折込チラシや求人専門誌を利用した有料の求人広告です。
地域性や発行部数、広告サイズの大きさなどによってさまざまですから、各媒体に直接電話で問い合わせすれば、営業担当者がすぐにやって来てくれます。
全面、半面、4分の1、6分の1、などと広告サイズの大きさによって掲載料金も大きく変わりますから、あなたの予算にあわせて決めましょう。
ただこの手の専門誌では、あまり出費をケチって一番小さいスペースで募集広告を打った場合などに、ページ内のその他広告に埋没してしまい、割高な広告費に見合うだけの反応結果が得られないケースもありますから安易に決めないで、よくその点は注意してみて下さい。
わたしの経験からのアドバイスとしては、単に求人広告に限定するのではなく、スタッフ募集の記事といっしょに、あなたのお店自体も宣伝するような内容で掲載する(白黒でも構わないのでお店の写真を載せる)と効果的です。
一般的にこの募集方法では、発刊日や折込日に電話での問い合わせが集中する傾向(日にちが経つごとに急激に少なくなる)がありますから、あらかじめ面接に使える日(時間)を事前に決めておいて、短期間で効率良く人選をすることをおすすめします。
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残る求人方法はいちばんシンプルで、店先と店内に「求人」のはり紙をすることです。
思い立ったらすぐにでも募集開始できますし、なによりもタダですから、とてもリーズナブルで便利です。
この時に注意しておきたい点は、このはり紙はあなたの雑貨ショップを訪れてくれたお客さんたちの目に直接触れるわけですから、お店のデザインの一部だと認識しておかなければなりません。
どこででもよく目にするような、 白紙に『 スタッフ募集中! 』 と書くだけではあまりに味気ないですから、あなたの雑貨ショップのイメージにあわせて、素敵なフレーズを付け加えてみて下さい。
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いっしょに○○○○をもりたててくれる、明るく元気で
もちろん、雑貨大好き!な人をさがしています。
※詳細は店内スタッフまでお気軽にどうぞ!!
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このはり紙募集方法は料金の必要もなく、すぐにでも募集開始できますが、その反面ショップを訪れてくれた人や店前を通行している限られた人にしかアピールできませんから、お目当ての人材が見つかるまでに日数がかかるかもしれません。
以上の方法以外にも自前のビラを作ってポスティングしたり、知人のツテで紹介してもらったりといろいろありますが、この中で、わたしがおすすめするのは、店頭へのはり紙です。
ハロー・ワークや求人誌の募集広告では、あなたのショップのイメージをうまく伝えられず、雇用条件(
年齢、時給、勤務時間 )が中心となりますから、実際に問い合わせしてくる人もどこにある、どんなお店かも知らないで面接にやって来られる人がほとんどです。
しかし、店先のはり紙を見て飛び込んできた人は、あなたのショップのイメージも認識したうえで「
こんなお店ではたらきたい・・ 」 と希望している人だから、仕事に対しての取り組み姿勢が前向きなんです。
あなたのショップがお客さんにとって、素敵で魅力的であるならば店先のはり紙だけでも、かならず優秀なスタッフが見つかるはずです。
募集をしていなくても、向こうから「 いまスタッフの募集はしていないんですか? 」
とたずねてこられます。
その逆に、いくら経ってもまったく反応が無い場合は、あなたのショップ全体をもう一度見直してみる必要があるかもしれません…
( ※ このショップで働きたいと思うほどの魅力を感じてもらえてない… )
オーナーであるあなたが、がんばって素敵なショップを作れば、優秀なスタッフとの出会いは必ずあるはずです。
お客さんに 「 こんなお店ではたらきたい!」 と思ってもらえるような素敵な雑貨ショップに1日も早くなるようにがんばりましょう。
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