それではここで「あなたのお店の店舗探し」の手順をもう一度整理してみます。
というのが大まかな流れとなります。
あなたが雑貨店(雑貨ショップ)を開きたいエリアのすべての不動産屋への問い合わせが終了したら、次は紹介されたさまざまな候補物件の分析作業に入ります。
候補となる物件がどれくらいの数になるかは、地域性、タイミング、問い合わせ不動産屋の数などによって違ってくるので、50件の場合もあれば、5件しかなかったという場合もあると思いますが、選別できる物件が多いに越したことはありません。
まずは物件を紹介してくれた不動産屋に出向いて諸条件をくわしく知らなければなりません。この時に、必ずノートを持参してチェック事項をメモします。
はもちろん基本事項です。 そのほかに
は必ず聞かなければなりません。
その他にも、あなたが気になることがあれば躊躇しないで、はっきりと聞きましょう。
注意) 周囲の環境などについては実際にあなた自身で確かめなければなりません!
不動産屋では、その物件の広さや形状がわかる平面図があるはずなので、コピーするかノートに書き写しておくことも忘れないでください。業者のなかには、早く契約して仲介料をもらおうと、その物件の「良い面ばかり」を強調したり、他からも問い合わせがある状況で「早く決めないと契約されてしまう」みたいなうまいことを言ってくるとこもありますが、そんな場合でも焦って手付金を払ったりしないで、冷静に判断しましょう。
また好物件は後回しにして、不良在庫みたいな物件をまず紹介してくる、まるでマンガの「ナニワ金融道」みたいな不動産屋が現代でもシブトク生息(とくに関西地方)してますから素人だと足元を見られてカタに嵌められないように注意してください。
候補となる物件の数は多いに越したことはないので、めんどくさがらずに全部の物件の情報を詳細にメモしておかなければなりません。
そうして訪問した不動産屋からの紹介された物件の情報がすべて集まったらひとつ、ひとつを整理してふるいに掛けるための分析作業です。
まずは集まった情報を見くらべてみるとあなたにも家賃の相場がわかってくるはずです。
というようなある程度の基準価格(家賃)が見えてきます。 当然、この時点であなたの予算外、どう考えても無理な家賃・保証金が必要な物件は除外されます。
ここで見事?に残った物件は、資金的には何とかあなたの予算の許容範囲に収まっている物件になります。 次は、この物件のなかからあなたがメモしたチェック・ポイントに立地条件をくわえていよいよ最終絞込みをして行きましょう。
さきほども説明しましたが、立地条件についてはあなた自身の目で見て、しっかりと確かめることがいちばん重要なポイントとなります。
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