通関業者とは、税関長の許可を受けて商品、品物を輸出入する人の委託により、輸出入の通関手続きを専門に行っている業者のことを指します。
もっとわかりやすく解説すると、海外のメーカーや問屋などと契約を結び、商品を輸入する場合には、素人の方には複雑でめんどうな通関手続き(書類がいっぱい)が必要になります。
そのためには、ある程度の専門知識や船、航空会社、税関などへも出向いて行かなければなりませんから、余分な労力と時間(日数)もかかります。
そこで、そのようなわずらわしい通関手続きのすべてを受けおって、あなたのかわりにやってくれるのが通関業者(通関士)なのです。
一般的にはあまり耳にすることがない名称ですが、通関士とは財務省管轄の国家資格で株式会社などを設立する際に法務局に提出するさまざまな書類を作ってもらう行政書士や訴訟請求などで裁判所に提出する書類を作ってもらう司法書士なんかと同じで、通関手続きの代行者といえます。
依頼する場合には費用(手数料)が必要になりますから、前もって通関業者からいくらくらいかかるか、見積書を取っておくことをおすすめします。
この通関業者は全国に9ヶ所ある通関業会で紹介してくれますから下記を参考にしてみて下さい。
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